どの位この本が良かったかというと、最初Kindle版を買ったのですが、書籍まで買ってしまった位ハマった本。
UIだ〜、UXだ〜って言っている人は1回は読んでも良いかな。
特にUI/UXの世界に「誰のためのデザイン?」から入ってしまい、
(*´∀`)??????????????????
(*´∀`)アッ、アッ、アフォーダンス?????
みたいになってしまった人にオススメします。
誰のためのデザイン? 増補・改訂版 ―認知科学者のデザイン原論
- 作者: D. A.ノーマン,岡本明,安村通晃,伊賀聡一郎,野島久雄
- 出版社/メーカー: 新曜社
- 発売日: 2015/04/23
- メディア: 単行本
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この本でメインのキーワードになるのは「自己帰属感」。
本の中では「この身体はまさに自分のものである」と定義されていて、ここだけ聞くと自分の場合はまた、
(*´∀`)??????????????????
になっちゃう。
これ自分の中で理解なので間違っている可能性は大なのですが、
「メンタルモデルとの差異によって自己帰属間が左右されるのでないか?」って考えています。
でメンタルモデルは、
「メンタルモデル=(あくまで)その個人の中で予測される次の行動」って個人的には定義してる。
自販機のボタン押せば感覚的には0.*秒とかで飲み物が出てくるものだと思っているし、リモコンのボタンを押せば、これもやっぱり0.*秒でテレビが映るものだと思っている。
そこで起こっているのは、本の中でも記載されているけど「透明性」だと言う解釈。
透明性とか言うと、自分の中でもこんがらがるので、言っちゃえば「自分の思った通りに動いた!ただし意識してませんので無意識です(キリッ」って感じ。
「自販機のボタンを押す」までが意識で、出て来る間までの0.*秒は無意識で、「出てきたものを取り出す」って時にまた意識が上がってくる。
透明性とは「出て来る間までの0.*秒」のことで、他人(ここでは自販機)に委ねた動作部分ではあるのだけど、そこにも自己構築されたメンタルモデルは存在していて、自販機のボタン押して10秒後に飲み物出てきたり、テレビが映るのに5秒位かかっていたら、
(*´∀`)おせーーーー
って思っちゃう。
そうなると本来は透明だったプロセス(飲み物が出て来る)に透明性が無くなる。
出てくるまでの間は、
(*´∀`)あれっ?あれっ?
って思っちゃうから、無意識が意識に変わる。
でも、本来は域上にあがるもので無かったものだから、途端に気持ち悪くなる。
で、この「透明性が無くなり気持ち悪くなる」が、「メンタルモデルとの差異=自己帰属間が無くなっていく」と解釈しております。
で自己帰属感が無くなっていくと…、
(*´∀`)なんかな…、使いづれ…。
ってなっちゃう。
自販機とかテレビ使わないってのは無いけど、使わなくても生きていけるものは沢山有るわけで、自分たちがやっている仕事の部分にそれが該当しちゃうと、
(*´∀`)このサービスさ〜、使いづらいんだわ…、おえっ…、気持ちわりぃ…。
ってなっちゃって、ご飯食べられなくなっちゃう。
これ別に遅いだけじゃなくて、速すぎてもダメなワケです。
iPhoneのTouchIDとかも感度良すぎて、少し速すぎる印象が自分の中にはある。
個人的には、あれは速すぎて透明性が無くなって気持ち悪いケース。
でもスマホ依存症だし、パス打つのダルいから使い続ける。
まぁ、自分の中での本の解釈はそれ位にしておいて、
(*´∀`)あとは自分で読んでねっ!
って感じなのですが、自戒を込めて言うと、
(*´∀`)そんなもん意識して仕事してなかったな…。
と言う反省がでかい。
WEBディレクターですがワイヤ引いたりする時は、ページ単体とかフローの流れを見て、
(*´∀`)アフォーダンス!(キリッ
(*´∀`)シグニファイア!(キリッ
(*´∀`)利用可能性ヒューリスティック!(キリッ、キリッ
とかとか取り敢えず言って議論してるけど、この前この本読んだことある人と話していた時に、
(*´∀`)ページ間遷移する間の何秒かの(無意識の)デザインって俺たちゼンゼン考えてないねっ(はーと
って話になり、
確かに!(*´∀`)(*´∀`)確かに!
ってなりました。
(*´∀`)USERの通信環境に依存するとか言い訳してないで、「あなた(USER)の行動をキチンと処理してますよ!」ってフィードバックをアニメーションでも何でも良いから表示させてあげればイイじゃない!
となり、
「ページとページの間、間(ま)も設計なのだ!」と言う、良く分からない名言を残して、その時の話は終わり…、早めに改善しようぜと言って結論としてはまだ着手してない!
このままだと社内で「やるやる詐欺」と言われそうなので、今期中に実施しよう!
と、たった今、そうたった今、これを書いて気持ちを新た(以下略