(*´∀`)ZTE、Huawei(ファーウェイ)と中国企業に対して次々と繰り出されるアメリカ政府の制裁措置ですが、今度はドローンメーカーのDJI周りの雲行きが怪しくなってきた模様です。
(*´∀`)ドローンだけにね………。
(*´∀`)話し変わるけど、アメリカ国土保障省が中国製ドローンからフライトログ(飛行記録)が中国に送信されている可能性があり、そのログ情報を中国政府が参照できる状態にあると警戒しているとの報道がありました!
ドローンメーカーのDJIとは?
(*´∀`)DJIってなに?って方は先ずはこちらから読んでください。
(*´∀`)DJIは2006年創業のドローンメーカー。
(*´∀`)創業の地はご多分に漏れず、中国のシリコンバレー、又は中国の秋葉原の名を持つ広東省深セン市。
(*´∀`)みんな大好き!香港の隣町だよ!
(*´∀`)民生用ドローン市場では圧倒的なシェアを持ち、北米での市場シェアは7割とも8割とも言われている。
(*´∀`)最近テレビでドローンで撮影した動画を見る事も多くなったけど、そこでもDJIの製品は多く使われている。
(*´∀`)ほんの数年前までは、アメリカ3D Robotics(3D ロボティクス)、フランスParrot(パロット)と熾烈なシェア争いをしていたが勝ち残り勝者となったのは中国のDJI!
(*´∀`)シェア争いに敗れた3D Robotics(3D ロボティクス)はドローン製造から撤退、その後DJIと提携。
(*´∀`)虫の息ながらもなんとか生き長らえ、現在DJIの唯一のライバルであるParrot(パロット)も大規模なリストラが実施された上に民生用ドローン市場から撤退の噂が一時的に流れた。(結局撤退はしなかった。)
(*´∀`)現状は民生用ドローン≒DJIのほぼ1強!無双状態!ドローン界のラオウ!
(*´∀`)中国では中華スマホの雄、Xiaomi(シャオミー)が本格的な民生用ドローン市場への参入を開始しておりますが残念ながらDJIの牙城を崩すには至っておりません…。
(*´∀`)あっ…、過去にGoPro(ゴープロ)もKarma(カルマ)と言う名のドローンを投入しましたが、その名の通り自身の深い業(ごう【カルマ】)が災いしてか秒殺されております。
(*´∀`)逆にDJIはドローンに搭載されたカメラの安定化で養ったジンバル技術を応用してアクションカム市場に参入!
(*´∀`)最近ではデジタル化の波に完全に乗り遅れ迷走していたスウェーデンの名門カメラメーカー、Hasselblad(ハッセルブラッド)を買収し共同開発したカメラを搭載したドローン、MAVIC 2 PRO(マビック 2 プロ)を発売!
(*´∀`)ちなみにHasselblad(ハッセルブラッド)はアメリカのアポロ計画でも使われていたりと、中判カメラでは名門中の名門!
(*´∀`)ただ近年のデジタル化の波に上手く乗れなかったメーカーではあるので、高校野球で言ったら強豪では無く古豪的なブランド。
(*´∀`)そんなこんなで、苦境に喘いでいたスウェーデンの名門カメラメーカーを買収し、カメラ機能を大幅強化したドローンを開発!
(*´∀`)他人様の土俵にズカズカと入ってきアクションカメラ界のキングGoPro(ゴープロ)は瞬殺!何ならお前らが得意のアクションカムの土俵で逆に戦ってやんよっ!と、イケイケゴーゴー状態のDJIに不穏な空気が…。
米国土安全保障省が中国製ドローンへの潜在的リスクを警戒
(*´∀`)報道では、アメリカ国土保障省が中国製ドローンについて、フライトログ(飛行記録)が中国側に渡っており、そのデータを中国政府がアクセスできる状態にあるのでは?と警戒を呼びかけているとの事。
(*´∀`)上記した通りドローン≒DJI、DJI=中国メーカーと考えると、この警戒は実質的にはDJI1社に向けて発せられているメッセージと考えるのが妥当であり、DJI側もそれを認識し即座に否定した模様。
(*´∀`)ただこの問題もHuawei(ファーウェイ)問題同様、アメリカ政府と中国政府と言う国対国の貿易戦争、ハイテク冷戦の一部分にしか過ぎないのでDJI1社が頑張っても、どうにかなる問題でも無いかと…。
(*´∀`)この問題が深刻化すると生まれる懸念は、スマホ市場と違ってドローン市場はDJIの寡占市場なので代替商品が圧倒的に不足する可能性があるんだよね…。
(*´∀`)代替できるメーカーは現状ではParrot(パロット)位だしね…。
(*´∀`)なんらかの動きがあるとすればG20大阪サミットでの米中首脳会談後になるかと思いますので、続報を待て!
(*´∀`)本日いじょ!